１０月２０日（水）に川口オートレース場にて行われた川口市駅伝競走大会に参加しました。北中学校は昨年度行われた同大会には参加しなかったため、２年ぶりの参加になりました。当時を知る３年生たちの気合は特に凄まじいものでした。

　駅伝部の発足は９月にありましたが、分散登校中の練習ができなかったため、活動自体は１０月からになりました。３年生６名、２年生１１名、１年生５名の計２２名で今年度の北中学校駅伝部はスタートしていきました。各競技で活躍するメンバーであっても駅伝部の練習は決して楽なものではなく、自分との戦いに負けてしまいそうになりながらも互いに励ましあい、切磋琢磨しあいながら力をつけ、本番を迎えることができました。

　本番当日は天気に恵まれ、晴れていたものの、若干風が強く肌寒い中での大会になりました。女子のレースから始まり、第１区はどの学校も最速の選手を送り出してきます。北中学校は一昨年の大会でも１区を走った３年生からスタートしていき、他校の陸上競技で全国大会経験者を相手に大健闘の４位で２区に襷をつなぎます。２区から４区も５位でつなぎ続け、５区の１年生にすべてを託します。襷を受け取った５区の選手はぐんぐんスピードを上げ、順位を一つずつ上げ３位で堂々のゴールをすると同時に、区間賞の記録も出すことができました。

　この走りを見た男子もさらに気合を入れレースに臨み、１区から６区まで堂々とした走りを見せ、北中学校男子としても何年かぶりの1ケタ順位である9位という記録を出すことができました。

　大会を終え、反省会の際に「来年はさらに順位を上げたい」という言葉が多く出ました。北中学校の代表としてのプレッシャーから解放されたことにホッとするだけでなく、これからのことを見据えられる選手に育ってくれたことを嬉しく思います。

　北中学校駅伝部が活動するにあたり、保護者の皆様のご理解とご協力のもと無事終えることができました。誠にありがとうございました。