先生からのメッセージ

校長先生より北中学校の生徒の皆さんへ 「命の大切さを考える」

 2021年オリンピックイヤーもあと残すところ1週間をきりました。11月には愛知県の中学校で同級生に刃物で刺され『命』を落とすといった痛ましい事件が起こりました。コロナ感染も減少し、少しずつ安心した日常に戻りつつある現在でも、かけがえのない『命』を守るためにたくさんの人たちが働きかけてくれています。今年を振り返りながら、もう一度『命』そのものに一人一人が真剣に向き合い、考えてみてください。

 

 

 この詩は、長野県立こども病院の入り口付近に飾られています。小児がん治療のために入院されていた宮越由貴奈さんが入院中に作った詩です。宮越由貴奈さんは、5歳のときに神経芽細胞腫(がん)と診断され11歳で亡くなりました。生きたくても命の電池が切れて生きられない人もたくさんいます。だからこそ私たちは、自分に与えられた命が疲れたと言うまで、精一杯生きなければいけません。

 「命の大切さ」をいつも意識して安全に楽しく生活を送りましょう。そして、優しい気持ちで新年を迎えましょう。先生方はあなたたちの元気な姿をいつも待っています。